過去のつあれぽです!
3年前の冬は、伊豆の戸田(へだ)に行くツアーがありましたね。
深海のカニを食べられる貴重な体験&富士山の見える絶景神社でした。
みなさまが気軽に旅行に行ける日を願って…
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高足ガニを本場・戸田の網元直営店で楽しむ
戸田峠・諸口神社&話題の沼津港深海水族館
【日程】 2019年2月2日・4日・8日 【行先】静岡県
冬はカニを食べたいと言うリクエストが多いので、日帰りで行けるカニの産地・伊豆の戸田に行きました。タカアシガニは、深海に生息しており、身が柔らかいため調理が難しく伊豆の戸田以外では、あまり食べられていないカニです。今回はそんなタカアシガニと、日本一の深さを誇る駿河湾を巡る旅に出かけました。
まずは目的地の戸田を目指す戸田峠の手前のだるま山高原で休憩。天気が良い日は駿河湾と富士山の絶景が楽しめるとても素敵な場所です。その後、少しバスを走らせ、瞽女(ごぜ)展望地で、タカアシガニの故郷・戸田を見下ろし旅がスタートしました。
初回の私の回は道が空いていた為、御浜岬にある諸口神社を参拝しました。入江の海は泳いでいる魚の姿がはっきり分かるほど澄んでいて、神社の鳥居と富士山がうまく写真に収まる突堤に並び、絶景にため息を漏らしていました。その後は、神社にお参りをしつつバスへ戻ったら、いざタカアシガニとの戦いに出発!
網元・光徳丸の直営店「かにや本店」でお食事です。到着すると1階の水槽ではたくさんのタカアシガニが大きな手足を広げ歓迎!食事は2Fの海が見える席で昼食です。先に出たお刺身を食べ始めてすぐ、茹で上がった
主役が登場!タカアシガニは高級の為、ツアーでは1人に足2本が限界でした。大味と言われるタカアシガニですが、店主曰く「茹でる技術が日に日に上がっていて、次来る時には更に美味しくなってる筈なので是非また来てください!」との事。確かに10年前に来た時より美味しく感じました。タラバやズワイに比べると、身が柔らかく蟹のしゃぶしゃぶを食べているようなイメージですが、甘みもあり、身もキレイに(スポン!と)取れて、私は美味しく頂けました。何名かの方から、また企画してほしいとご意見が有った程。キャンセル待ちで行けない方もいたので、是非、より美味しくなったタカアシガニを食べに行きたいと感じました。
食後は、お休みタイム。気がつくと1時間走るはずの沼津漁港まで、あっという間でした。漁港では、駿河湾の深海魚を展示した「沼津港深海水族館」に入館。シーラカンスの冷凍保存の剥製がある、世界でも珍しい水族館です。じっくり見ると1時間では足りない人もいるので、買物時間も合わせて90分取ったのですが、買物もせず水族館だけを楽しんだ方もいました。
企画した時は、カニを食べに行く以外は地味かなぁと心配をしましたが、蓋を開けてみれば普段行かない神社や中々入ることのない水族館など、珍しいものが楽しめる良い旅行になりました。来年も是非、タカアシガニを食べに行きたいなぁ。
たびゅ~と 大西 広朗