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過去つあれぽ『会津・猪苗代 古寺巡り“会津ねがい旅” 会津東山温泉「原瀧」宿泊』

2022.06.29

過去のつあれぽです!4年前のツアーとなります。

 

ちなみに、今年の7月の宿泊ツアーはこちら!! ↓↓
【1泊2日 最大32名】
白馬の絶景 マウンテンハーバー と スキージャンプ競技場
シェラリゾートの絶品ランチ と 県境の秘湯・姫川温泉「翠泉閣」
http://tabyu-to.com/page-tour/220719a/

残り数席空いております。夏の宿泊旅行にぜひ一緒に行きましょう!

 

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会津・猪苗代 古寺巡り“会津ねがい旅”
会津東山温泉『原瀧』宿泊

【日程】2018年7月17日~18日 1泊2日  【行先】福島県

 今回は、7月の宿泊ツアーについてご報告です。
 平安時代初期、奈良で仏教を学んだ僧・徳一(とくいつ)が、会津磐梯山の麓に開創した慧日寺によって、ここから東北地方に仏教文化が広まりました。その為、会津には古刹、名刹が数多く残っており、2016年、文化庁により、「会津の三十三観音めぐり」が日本遺産に認定されました。

 その中で今回のツアーでは、日本遺産に指定されている6ヶ寺を訪ねました。
 1日目は、会津旅行では定番の「飯盛山」にある「さざえ堂」へ。こちらも日本遺産に指定された場所です。現地案内人による白虎隊の悲しいお話を聞きながら白虎隊のお墓参りをし、なんとも不思議な螺旋構造の観音堂「さざえ堂」を、みんなでグルグル回って拝観しました。
 今回のツアーで、定番の観光地はここぐらいでしょうか。他は、普段のツアーでは行く機会の無い場所を選びました。猪苗代三十三観音の第一番札所である「観音寺」、仏教文化発祥の「慧日寺跡」、山奥の滝のほとりの小さな観音堂「滝沢観音堂」、柳津町の崖の上の立派な寺「圓藏寺」、平安時代の観音様が多く保存されている「勝常寺」の5ヶ寺。

 特に皆様に満足して頂けた場所は、滝沢観音堂、勝常寺でした。
 滝沢観音堂は、観光バスでは行けない山奥の細道の先にあるので、今回は旅館のマイクロバスを特別にお借りし、朝一番に行きました。滝を背に静かに佇む観音堂が、朝の爽やかな森と滝の空気により、より一層特別な雰囲気がありました。朝から約1.5kmも歩きましたが、皆様、満足された様でしたので、選んで良かったです。
 勝常寺は、特別にお寺の方の説明付きで、通常だと拝観できないお堂の中を見せて頂き、手の届くような距離や通常では見る機会のない真横から、平安時代の観音様、仏像を見ることが出来ました。

 暑い2日間でしたが、泊まった東山温泉「原瀧」では、ご希望のお客様には特別の“川床席”での夕食となりました。昼間は暑くても夜は川を吹き抜ける風がとても心地良く、せせらぎの音を聞きながらの食事は格別でした。旅行でないと、このような場所で食事をする経験はほとんどないので、特別な夜になったのではないでしょうか。通常の夕食も、地元食材が詰まった素敵な夕食でした。どちらの夕食も朝食も美味しく頂きました。 

 今回のツアーで、会津の6ヶ寺を巡りましたが、私達も下見を2回行い、ツアーではどの寺に行くか、選ぶのにとても悩みました。まだまだ皆様にご案内したいお寺がたくさんあります!そこで、来年春に会津第2弾を企画しております。今度は、桜の時期に、桜と寺を楽しむ1泊2日です。今回訪ねていない喜多方地域を中心に予定しています。今回ご参加頂いた方、これを読んで頂き興味を持って頂いた方、ぜひ春に一緒に行きましょう!次回の旅の詳細は、冬頃に発表予定です。

  

たびゅ~と  川崎 敦

過去つあれぽ『3列シートバス! クレマチスの丘 と 秩父宮記念公園 駿河湾と静岡食材を楽しむ「日本料理 テッセン」』

2022.06.14

4年前のツアーの様子です。3列シートバスという特別なバスで、快適にゆったりとしたバス旅をご提案させていただきました。
まだ受付中のツアーで、ゆったりとバスに乗りたい方は↓↓

【たびゅーとプレミアムツアー】【 トイレ付バス最大26名】
東村山の名店「草門去来荘」で頂く夏の懐石膳
町田ダリア園 と 多摩美術大学美術館
http://tabyu-to.com/page-tour/220713a/

季節のお花を見に行きたい方は↓↓

幻想的なあじさい池 と 話題の石切山脈 特別見学
医食同源・地産地消の薬膳中華茶房「三笠」のランチ
http://tabyu-to.com/page-tour/220704a/

ご参加お待ちしております♪

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3列シートバス! クレマチスの丘 と 秩父宮記念公園
駿河湾と静岡食材を楽しむ「日本料理 テッセン」

【日程】2018年6月1・5・7・8日  【行先】静岡県

 今回は、3列シートバスの旅を紹介します。3列シートバスは、大型バスに24席しかなく、しかもトイレ付きのバスです。その為、座席が大きくゆったりとしていて、新幹線のグリーン車感覚で座れるのが特徴です。

 まずは、秩父宮記念公園へ。戦中に殿下が過ごされた重厚感有る茅葺の母屋や、花を愛した殿下らしい庭園をガイドさんと見学しました。今回は特別企画として散策の合間にお抹茶で一服。日によっては茅葺屋根を煙で“いぶす”時間にあたり、なんだか懐かしい香りの中で見学できました。

 次は昼食と庭園散策をする「クレマチスの丘」へ。自然に囲まれた丘に美術館が点在するアートリゾートは5~10月は色とりどりの花に包まれます。その中でも5月下旬~6月中旬はクレマチスの最盛期で、駐車場を降りるとたくさんの種類のお花が出迎えてくれました。お食事はリゾート内の一角にある竹林に囲まれた食事処「テッセン」で会席和食です。なんとも上品な器に美しく盛り込まれた料理は、見て美味しい、食べても美味しい料理が続きました。陶器が好きな方は、お皿を色々な角度からまじまじと観ていましたね。

  
 食後は、隣接のクレマチスガーデンのある「ヴァンジ彫刻庭園美術館」へ。美術館の現代アートもさることながら、やはりこの時期はクレマチスが主役!
皆さんが庭園のお花をゆっくり見ている姿が印象的でした。この時期はクレマチスだけでなく、バラも最盛期を迎えていて、2種の花の共演が本当に見事でした。また、広々とした芝生の庭園の中では、その他の種類の花も見て歩く事ができ、更に満足しました。
 添乗員である私は庭園の奥にひっそりとある オープンカフェでしばしティータイム…。お花に包まれてとてもいい香りなのですが、日陰の無いカフェは日差しが強くて15分でギブアップ…、席を立ってしまいました…トホホ。
  「ヴァンジ彫刻庭園美術館」を後にして、次の美術館へ。写真美術館・井上靖文学館なども有りますが、今回は送迎バスで5分の「ベルナール・ビュフェ美術館」へ。フランス人画家ビュフェの作品は独特の強いタッチと筆使いで、センセーショナルな作風が印象的です。戦中戦後の作品が多く、心に強く打ちつけてくるような迫力がありました。日本人画家との共作も有名で、その作品群は一つの部屋に空間を利用して展示してあります。言葉では伝わり辛いので是非自身で体感してみてください。

 今回の企画は、「おいしい(食事)」と「ゆったり(アートリゾート)」を感じて頂きたくて作った旅行です。3列シートバスの企画の際には、いつもの旅行より、より“ゆったり感”を意識して作っています。また、バス車内でも、席がも広いせいか自然と話し声も少なく、皆さんがいつもより静かに“ゆったり”過ごされている気がします。ツアー内容も乗降を少なくしてのんびり、バス車内でも安心してお休みいただける空間、そんな3列シートバスの旅行に、是非一度来てみてください。   

たびゅ~と  朝木 哲也